
オー・エー・ジー・ワールドワイドリミテッド(本社:英国、日本:東京都港区虎ノ門、以下OAG)は2007年1月の全世界航空座席調査の結果を発表いたしました。
※ 欧州、アメリカ、アジア太平洋地域の調査結果につきましては、それぞれご参照ください。
※ 詳細なデータ資料は、こちら
世界の航空会社は新年より手堅いスタートをきっています。タイムテーブルには約240万のフライトが予定されており、9.11のテロの余波にあった2002年1月よりも300,000便、2006年1月よりも100,000便の増加となっています。
2007年1月の4%の増加は、航空会社座席増加数5%の増加に伴っています。2007年1月には、2億8,000万枚以上のチケットが販売されましたが、昨年の同月には約2億6,600万枚の販売額にとどまっていました。
この調査結果は全世界の航空会社の運航状況を調査している『OAG四半期航空調査』により算出されています。OAGは1,000以上の航空会社から毎日、フライト運航状況データを集積・管理しており、旅行需要の概要を把握するのに業界でも非常に重要なデータとなっています。
「この成長率は劇的に聞こえないかもしれませんが、あきらかにこの傾向は年率成長として一貫性して続いています」と、OAG常務のダンカン・アレキサンダーはコメントしています。「5年連続で1月の運航予定フライトは増便しています。事実、エアライン各社が運航便数の増加に自信をもって取り組んでいることは、2007年が業界にとって拡大の年ということを示しているのではないでしょうか。重大な地政学的問題を除けば、世界経済も今年度は、より好ましく発展していくだろうと予測しています」
OAGは地域ごとに統計データを発表していますが、この航空業界の成長拡大にはある一つの特定市場が大きく影響を及ぼしています。この特定市場である「ローコストフライトセクター」は、全世界の調査該当月には342,000以上(ほぼ5,000万座席を含む)が運航され、2006年1月より15%高い成長率を記録しています。
世界の新規ローコストエアラインズ航空会社の半数以上は、アジア太平洋地域に集中しています。調査該当月の同地域ではさらに22,000以上のローコストエアラインのサービスが提供され、そして年率67%の増加率を記録しています。
2007年1月は、ヨーロッパ発着のローコストエアライン運航便数が57%増加しています。この数字はアフリカ発着便118%の増便と中東発着便78%の増便も大きく覆い隠してしまうほどの成長率です。すべての定期就航便が運航された場合、最大の増加率になるのは、中東からの国際線が12%、国内線が13%です。
アフリカ発着の運航便は約27,000便で、2006年1月より10%高くなっています。しかしアフリカ大陸内での就航便数は53,000便とまりで、わずか3%の成長率でした。
アジア太平洋地域の旅客者にはこの地域からの運航便の選択肢が増加しました。この1月の世界航空各社はアジア発着便を9%増便しました。アジア太平洋地域内の発着便数は7%増便され約493,000以上となり、国際線ルートでの運航便は合計で46,700便以上となりました。
1月のヨーロッパ発着便はさらに9%増便100万席以上が増設され、1,900万便以上になりました。フライトスケジュール上ではヨーロッパ圏内の運航便は6%増えた6,070万が組まれています。
もっとも旅客航空市場が成熟しているといわれている米国の発着便は、5%高い114,700便となった一方で、国内路線は2006年よりも2%増の818,000便を記録しました。これに比較して英国市場は、英国国内で、それぞれ国内線が4%、国際線が1%と年々成長しています。最も大きな増便を記録した国際線ルートは、西ヨーロッパと中東間で11%の運航便の拡大、15%増の座席数となりました、また、西ヨーロッパとアフリカ間は10%の増便となっています。
< 注記 >
1.特定の国、もしくは主要路線、ハブ空港の分析データに関しては全世界ともにOAGにお問い合わせください。
2.全世界、ヨーロッパ、米国についての分析データならびにコメントについてもOAGにお問い合わせください。